出会い系サイトで失敗続きだった俺が初めて女性と会えた話
30代半ば、彼女いない歴=年齢だった俺は、「このまま人生終わるんじゃないか」という焦りから、ついに出会い系サイトに登録しました。最初は「こんな俺でも誰かと出会えるかも」なんて期待していたけど、実際には甘くなかった。失敗だらけの日々を超えて、ようやく初めて女性と会えた時の話をします。
失敗1:プロフィールが適当すぎてスルーされる
登録した最初の日、俺は完全に舐めてました。自己紹介文は「真面目な性格です。よろしくお願いします。」の一言だけ。写真はスーツ姿で仕事終わりに撮った暗い顔の自撮り。これでいけると思ってた俺がバカでした。
結果は予想通り、返信ゼロ。送った10通のメッセージも全滅。「こんなに無視されるのかよ」と心が折れそうでした。
そこでネットで調べて、「プロフィールをしっかり書くのが大事」と知り、趣味や休日の過ごし方を書き直し、友達に頼んで自然な笑顔の写真を撮り直しました。修正後は返信率が少しだけ上がったけど、まだまだ先は長かった。
失敗2:会話が続かずフェードアウト
ようやく返信が来るようになったものの、メッセージのやり取りが続かない。
「こんにちは!〇〇さんの趣味、映画鑑賞って書いてありますね。おすすめの映画ありますか?」
「ありがとうございます!最近見たのは○○です!」
その後、返信なし…。
焦った俺は「他にどんな映画好きですか?」「趣味のカフェ巡り、どこかおすすめありますか?」と追撃メッセージを送りまくるも、既読スルー。今思えば、完全に質問攻めでうざかったんだろうな。
この時、「一方的に質問しても会話は続かないし、相手が楽しめないとダメなんだ」とようやく気づきました。
失敗3:焦りすぎて相手に引かれる
ある時、マッチングした「えりさん」と2〜3日メッセージを続けることができました。彼女は趣味が合いそうで、「これはうまくいくかも」とテンションが上がり、思わず「次の休みに会いませんか?」と早々に提案。
返事は「すみません、まだあまりお互いのこと知らないので…」という断りのメッセージ。その後、彼女からの返信はなくなりました。
焦りすぎた俺は、今後どうすればいいのか分からなくなり、一時的にサイトから離れることにしました。
成功のきっかけ:自然体を意識してからの変化
少し時間を置いてから、もう一度挑戦してみることにしました。今回は「背伸びせず、自然体で接する」ということを心がけることにしました。自己紹介文も、「仕事帰りにカフェでのんびりするのが好き」とか、「最近ハマっている趣味」など、無理に格好つけず、自分らしい内容に変更。
その結果、「真由さん」という女性とやり取りが始まりました。彼女はカフェ巡りが好きで、映画も趣味とのこと。何より、彼女の返信が優しくて、やり取りしていて居心地が良かった。
初めて女性と会えた日
メッセージを2週間ほど続けてから、真由さんから「よかったら、今度お茶でもしませんか?」と言われた時は、本当に嬉しかった。正直、会うこと自体が初めてだったから、緊張で前日から眠れませんでした。
当日は、駅近くのカフェで待ち合わせ。事前に送られてきた彼女の写真のイメージ通り、ほんわかした雰囲気の人でした。緊張しながらも、映画やカフェの話題で会話が弾み、あっという間に2時間が過ぎました。
帰り際、彼女が「またお話ししましょうね」と笑顔で言ってくれた瞬間、「ああ、ここまで来るのに苦労したけど、やって良かった」と心から思いました。
失敗を通じて学んだこと
今振り返ると、以下のことが大事だったと気づきます:
- プロフィールは自分を素直に伝える場所
嘘をついたり、格好つける必要はなく、自然体で書くことが大切。 - 相手を尊重したコミュニケーション
一方的な質問攻めはNG。相手の話に共感したり、自分の意見を自然に伝えることが大切。 - 焦らず、信頼を築くこと
初対面で急いで会おうとすると逆効果。相手のペースを大事にするのが成功への近道。
最後に
この経験を通して、「失敗しても諦めずに努力を続ければ、必ず結果は出る」ということを学びました。今、もし「出会いなんて無理だ」と思っている人がいたら、ぜひ挑戦してみてほしいです。失敗を恐れず、一歩踏み出す勇気が未来を変えるきっかけになるかもしれません。
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